古賀地区市民センターの「キリシタンと石造文化」という講座の受講申し込みをしました。8月から11月までの全5回。
半年弱の長期講座です。そんな長丁場、最後まで聴講できるかどうか自信ないな と思いながらの申し込みでした。
なにしろ 学生の頃 歴史には興味がなく やっつけ仕事でテストを受けてしのいできた過去があるので。
ー----------------
コロナ感染者数が過去に例を見ないぐらいの数に増えてきたので 講座が開かれるのか心配してましたが withコロナですね、主催の地区センターの方々が 配慮をしつくした上で 講座は開催されました。第一回目は「日本人はなんで石塔にこだわったのか?」
  ーかつて故人は海や山のかなたで祖霊になったー
講師は大石一久さんです。最初に自己紹介されました。1952年に平戸で生まれ、高校の教諭の傍ら 石塔の研究に打ち込んで来られたのだそうです。
CM220731-133412001
始まると、話に引き込まれ、面白くて、2時間の講座があっという間に終わってしまいました。
大石先生の 長い時間をかけたフィールドワークと学術的裏付けによって蓄積された研究に圧倒されました。また聴講生も、本当に好きな方々が集まっておられるようです。先生への質問のレベルも高いのです。質問者だけでなく傍で聞いている我々も納得のいく応答内容で 質疑応答タイムも楽しむことができました。

講座内容 たくさんの情報量だったので 今は短くまとめることすらできません💦が いずれ、アップしたいと思います。
ー-----------
歴史が苦手な私が、ここまで楽しめたわけ、考えてみました。
去年から古賀地区市民センターであった 地元の歴史講座を 2シーズン受けてきました。その歴史講座を受講してから いつもぶらついている場所が 歴史的に興味深い場所である、という事に気づかされて ぶらつく時見る景色を 時間軸で考える事ができ始めました。それで徐々に過去に生きた人々の考えにふれるのは楽しいと思う事ができるようになり 今回の講座を楽しめる素地ができたのではないかと思いました。地区センターさん、ありがとう。
。。。。。。。。。。。。
大石一久さんは 著書も多数出されています。
「天正遣欧使節 千々和ミゲルの墓石発見」という本が2005年 「千々和ミゲル」が2915年 長崎文献社から出ています。
歴史の教科書で襟元がエリマキトカゲみたいな服を着た遣欧使節の少年達がどうなったか全く知らなかったので 彼らが日本に帰ってきてからと 墓の発見に至るまでの経緯など、興味深い内容なので読んでみたい思っています。